2016年11月26日、今年も昨年に引き続き、アジア国際子ども映画祭の会場へ。

MarioWorksにて制作させて頂いたオープニング&エンディング映像を今年も使って頂きました。昨年同様に会場は満席でおよそ1500名が来場したようです。

今年のMarioWorksとしての役割は映画祭当日というよりも来日した15カ国・地域のアジアの子ども達が女満別空港へ到着した11月24日から離北する11月29日までの6日間の期間の密着撮影がメインでして、とても有意義な時間を過ごさせて頂きました。

期間中はオホーツク流氷館アドヴィックス常呂カーリングホール北網圏北見文化センターハッカ記念館北の大地の水族館などオホーツクの観光スポットをアジア15カ国・地域の子ども達およそ120名で一緒に回ってきました。

期間中は北見の学生達との交流会や学校を訪問し授業や部活を体験し交流する機会もあり子ども達はとても楽しそうでした。

最終日の29日には積もるくらいの雪が降り子ども達は大喜びでずっと雪遊びをしていました!まさに恵みの雪!

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北海道に住んでると当たり前のことですが、雪の降らない国の子達には新鮮な体験だったようで大変嬉しく思いました。

空港まで見送りに行き、マレーシアからはバッチ、東ティモールからは母国のマフラー、ベトナムからは母国のお菓子をお土産で頂きました。最初はなかなかコミュニケーションが取れなくてカメラを向けてもなかなか良い表情を撮ることが出来ませんでしたが、2日目のカーリングあたりからやり方を変えて言葉じゃなくて表情やアクションでコミュニケーションをとる事を試みてみるとそれが見事正解だったように思えました。言葉はわからなくても、どんどんと距離が縮まってゆく感覚がありました。良い表情を引き出す技術ってのもカメラマンの腕の見せ所だと実感しました。これからもっと磨いていきたいと思います。

いちカメラマンの僕に最後に日本語で「アリガトウゴザイマス」と言われ物をもらった時には予想もしていなかったのでとても嬉しく、この仕事をしていてよかったと思える瞬間でもありました。子ども達にインタビューをすると皆口を揃えて「また来たい」「帰りたくない」と言ってもらえたのが北見市に住む一人間としても嬉しかったです。通訳の方々やJICEの方々にもとても親切にしてもらい本当にありがとうございました。帰国した子達からSNSを通じてメッセージも届き英語でのやりとりに四苦八苦しながらも楽しんでいます。笑

これから莫大な量の映像データの編集作業が待っています、ここからがある意味本番です頑張ります。

 

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新機材導入

今回の撮影から使用している新カメラSONY FS5も絶好調でして今後の映像のクオリティを上げる為にも導入して良かったです。

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機動力重視としてはこのコンパクトなサイズのデジタルシネマカメラは4K撮影も出来、音も高品質でいまのところ何も不満がありません。唯一今までずっとCANONユーザーだったので、SONYマウントのレンズをイチから揃えなければならない点。。

今週末はおそらく年内最後になるであろうブライダル撮影、来週からは極寒の陸別町にて撮影です。

12月もまた気を引き締めて頑張ります。

寒くなってきたので体調管理も徹底して充実した2016年を悔いなく締めくくりたいと思います。